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TEL:0422-31-3232
受付時間:8:30~11:30
16:30~18:00

歯周病は、放っておくと
全身に影響を及ぼす
重病につながる恐れがあります。


8割以上の犬猫が、
歯周病予備軍と言われています。

ワンちゃんネコちゃんの
こんなお口のお悩みありませんか?

下記の症状に心当たりがある場合は歯周病の可能性があります

  • ☑口が臭い
  • ☑歯肉が腫れている
  • ☑歯がぐらついている
  • ☑歯石がついている
  • ☑歯がぐらついている

犬のかかる病気の中で最も多いのが、歯に関する病気です。

歯周病が心臓、肝臓、腎臓など全身への悪影響を及ぼすことが多く報告されています。

初めての方へ


お口の状態が悪いと生活習慣病のリスクが高まるといわれています。特に動物は、お口の環境が人と異なるため、歯周病になる可能性が非常に高くなっています。
そこで当院では、歯石除去を行う時に歯周ポケットの測定など、歯や歯肉の状態を把握します。その上で歯石を取るだけでなく、除去後は歯の表面を研磨し表面をつるつるにします。このように丁寧な処置を行うことでお口の汚れを極力除去し、歯石のつきにくい表面を保っていきます。また、歯周病や歯槽膿漏といった場合の治療だけでなく、お口の状態を保つため、ご家庭でのデンタルケアの提案など、歯のみならず飼育環境を含めた相談にも応じています。歯の健康を保つためには、定期的な歯石除去に加え、ご家庭でのデンタルケアの実施が必要不可欠だからです。
ご家庭でワンちゃんや猫ちゃんのお口をのぞいてみましょう。「臭いがする」「歯肉が腫れている」「歯石がついている」というような場合は当院へご相談下さい。

ご挨拶

院長 柳田洋
皆様こんにちは。
院長の柳田です。
近年、医療や予防法の進歩、飼い主様の気配りにより動物たちの寿命は年を追うごとに延びてきました。「より健康な状態で長生きをしていただきたい・・・」そのような願いをもとに、皆様のホームドクターとして動物たちが健康で幸せに暮らせるよう、飼い主様と一緒になって、動物の健康をサポートしていきたいと思います。

歯周病とは

歯周病はどんな病気?

歯石とは?

食事を取るとお口の細菌が増殖し、数時間後には歯の表面に「プラーク(歯垢)」という塊を作ります。このプラークが炎症を起こす物質を出し、時間がたつと歯肉炎を起こし歯肉は赤くなります。人ではこのプラーク1mg中に1~2億もの細菌が含まれているといわれています。プラークは外から見える歯の表面だけでなく、歯と歯肉の隙間(歯周ポケット)にも作られます。
このままプラークを放置しておくと、2~3日後には唾液中のカルシウムと反応し、固くなります。さらに数日すると「歯石」となります(写真1)。歯石の表面は細かい凹凸があり、さらに細菌が繁殖しやすくなります。また歯石は常にプラークで覆われているため、歯周病菌が増殖できる環境になってしまいます。

歯石はなぜいけないのか?

歯石は歯周病菌の宝庫です。また歯にしっかりと付着しているため、なかなか取れません。特に歯周ポケットにできた歯石は、歯を支える骨(歯槽骨しそうこつ)や歯肉へ常に刺激を与え、炎症を引き起こします。歯肉に加え、歯の根本まで炎症が広がると「歯周炎」となります。歯肉だけの炎症(歯肉炎)と違い、歯周炎になると生涯継続的な治療が必要になります。ですから、歯石の付着は歯にとってこの上ない迷惑となるのです。
このまま歯周炎を放置すると歯槽骨や歯肉の組織が破壊され、化膿し「歯槽膿漏」となります(写真2)。こうなると歯がぐらぐらしたり、さらには抜けたりしますので、歯としての強度を保てなくなり、歯の機能が失われてしまいます。また、炎症が起こると歯周病菌が血管に入り込み、血流に乗って体の隅々まで運ばれてしまいます。このため心臓や腎臓などの臓器に影響が出たり、敗血症の原因になったりすることもあります。人では、歯周病菌の感染は糖尿病のコントロールがうまくいかない原因の一つと考えられています。

歯石の付着を防ごう!

歯石は放置すると全身に影響することがありますので、歯石の予防や定期的な除去が必要です。
お口の汚れがプラークの段階でしたら、適切な歯みがきで大部分のプラークを除去することができます。しかしながら、歯の裏側や歯の隙間など、ご家庭でのブラッシングが難しい場所もあります。そのため、定期的に歯石を除去(写真3)していくことが必要になります。「ご家庭では歯みがき」「病院では歯石除去」と役割を分担してワンちゃんやネコちゃんたちのお口の健康を守っていきましょう。

今回は、歯石の影響についてお話ししました。歯石を除去し、歯周病を予防することは体の健康を保つ第一歩となります。当院の歯石除去は予約制となっております。詳しくは当院へお問い合わせ下さい。

歯周病の主な原因

原因1:歯石の蓄積

食事を取るとお口の細菌が増殖し、数時間後には歯の表面に「プラーク(歯垢)」という塊を作ります。このプラークが炎症を起こす物質を出し、時間がたつと歯肉炎を起こし歯肉は赤くなります。このままプラークを放置しておくと、2~3日後には唾液中のカルシウムと反応し、固くなります。さらに数日すると「歯石」となります。歯石の表面は細かい凹凸があり、さらに細菌が繁殖しやすくなります。また歯石は常にプラークで覆われているため、歯周病菌が増殖できる環境になってしまいます。

原因2:口内の傷

何かの拍子に愛犬の口内に傷ができてしまうと、傷の部分から炎症が広がり歯肉炎を発症するケースもあります。犬は痛みを隠す傾向があり、また、「口の中に傷ができたよ」とは話してくれないので、日頃から愛犬の口内環境をチェックしておくことが大切です。

原因3:老化
プラークは外から見える歯の表面だけでなく、歯と歯肉の隙間(歯周ポケット)にも作られます。よく人間は年齢とともに歯と歯茎のスキマが広がり「歯周ポケット」が増えてしまうといいますが、これは犬も同じです。
⚠老犬ほど歯周病にかかりやすいのです。
原因3:老化
プラークは外から見える歯の表面だけでなく、歯と歯肉の隙間(歯周ポケット)にも作られます。よく人間は年齢とともに歯と歯茎のスキマが広がり「歯周ポケット」が増えてしまうといいますが、これは犬も同じです。
⚠老犬ほど歯周病にかかりやすいのです。

歯周病を放っておくと・・・

歯周病が内臓や関節、骨髄等の体の各部位に感染性の疾患を起こす可能性があります。
肺・・・線維素性肺炎

関節・・・変形性骨関節炎
腎臓・・・腎炎
肝臓・・・肝臓疾患
心臓・・・心筋膜炎、心筋変性
血液内での細菌増殖

これらはいずれも重度の運動障害を引き起こしたり、
病状の進行状況によっては死に至る危険性も十分にあります。

歯科処置について

無麻酔・麻酔下歯科処置の違い

無麻酔歯科処置

◎メリット
・麻酔は使用しません。・・・当院では歯科処置としての無麻酔歯科処置にメリットは無いと考えています。
◎デメリット
・「歯周病治療の一環としての歯石除去」はできません。
・「口腔内の正確な状況」も把握できません。
・処置中に動物が動くなどして、歯や歯茎の損傷、骨折、また死亡例も報告されています。
・無麻酔歯科処置後にデンタルケアを嫌がるなど性格の変化も報告されています。
◎デメリット
・「歯周病治療の一環としての歯石除去」はできません。
・「口腔内の正確な状況」も把握できません。
・処置中に動物が動くなどして、歯や歯茎の損傷、骨折、また死亡例も報告されています。
・無麻酔歯科処置後にデンタルケアを嫌がるなど性格の変化も報告されています。

麻酔下歯科処置

◎メリット
・口腔内、歯の状態の詳細が把握できるため、適切な治療につながります。
・歯の裏やスキマなどの歯石も除去可能です(歯周炎治療では、歯肉下の歯石除去が重要です)。
・麻酔中、動物は歯科処置における痛みや不安を感じません。
◎デメリット
・体の状態により、麻酔時の体調変化やリスクが生じることがあります。
・麻酔リスクを極力減らすため、事前の検査や麻酔中の体調維持管理が必要です。
・様々な治療が行える反面、費用は高くなります。
◎デメリット
・体の状態により、麻酔時の体調変化やリスクが生じることがあります。
・麻酔リスクを極力減らすため、事前の検査や麻酔中の体調維持管理が必要です。
・様々な治療が行える反面、費用は高くなります。

歯科治療の流れ

Step
1
問診
デンタルケアをするにあたり、アイコンタクトをしていきます。
動物は自分の症状を隠します。そこで当院では普段一緒に暮らしている飼い主様のお話を伺い、問診や聴診・触診といった基本的な診療を丁寧に行うことを心がけています。その上で必要な検査を行います。そのため、飼い主様から飼育の状態や動物の様子を「ありのままに」伝えて頂くことはとても重要です。
Step
2
身体検査
できるだけ口腔内を確認します。
歯や歯肉の状態をできるだけ把握し、治療計画を立てます。
Step
3
術前検査

血液検査やレントゲン検査などを行い、麻酔・手術が可能かしっかり検査をします。

Step
4
手術

処置当日にお預かりし、全身麻酔をかけて行います。歯石を取るだけでなく、除去後は歯の表面を研磨し表面をつるつるにします。このように丁寧な処置を行うことでお口の汚れを極力除去し、歯石のつきにくい表面を保っていきます。

Step
5
退院
手術を終えた動物たちがなるべくストレスを溜めないような環境づくりに気配りをしています。
動物たちは飼い主様が頼りです。いつもと様子が「違うかな?」と思ったら、早めにご来院下さい。
Step
2
身体検査
できるだけ口腔内を確認します。
歯や歯肉の状態をできるだけ把握し、治療計画を立てます。
お家でできる

デンタルケアについて

「歯の健康」は「体の健康」

健康で長生きをするためには「病気になりにくい体を作る」ことが必要です。
そのため「ご家庭で毎日適切な食事をとり、適度な運動をする」「ワクチン接種などの予防医療を受けて頂く」といったことが大切になります。さらに、体の入り口である「お口のお手入れ」をすることで歯周病を予防し、歯周病菌の感染を防ぐことが重要です。

人では糖尿病や心臓病などの生活習慣と、歯周病の関係が深く指摘されています。そのため自分でお口のお手入れをすることができないワンちゃんやネコちゃんたちは、さらに様々な影響があると考えられます。体の健康を保つ第一歩として、まずは歯石を減らして歯周病を予防していきましょう。

正しい歯磨きの仕方

口を持って口元を指でめくり、歯と歯茎の間に優しくブラッシングして歯磨きをします。前歯の外側から徐々に奥歯へと、すべての歯を磨いてください。
★ポイント
斜め45度にあててあげるのがポイント!

円を描くように動かしていき、2~3分を目安に全部の歯を磨き終えるようにしてあげてください。

◆定期健診について◆

その子によって歯石が付くまでの時間は異なります。
定期検診を行いながら、その子にとって適切な期間を考えていきます。
通常は3か月から半年くらいです!
3歳以上の8割の子は、歯周病予備軍といわれています。
ペットの口腔内で何か気になることがある場合は検診してみましょう!


かえで動物病院

住所 〒181-0016
東京都三鷹市深大寺2-1-1
電話番号 0422-31-3232
診療時間

8:30~11:30
16:30~18:00
休診日:日曜午後・火曜・祝日
※月曜午後は14:00~15:30までの受付となります。

その他

●JR中央本線・西武多摩川線「武蔵境」駅より徒歩18分。

●かえで通り「東野住宅」交差点にあります

●「武蔵境」駅南口より「境92 武蔵境駅南口(境南循環)、境92 吉祥寺駅中央口」行きのバス停「西児童館入口」(「武蔵境」駅より4分程度)下車。

●専用駐車場1台有り。

HP https://www.kaede-ah.com/
その他

●JR中央本線・西武多摩川線「武蔵境」駅より徒歩18分。

●かえで通り「東野住宅」交差点にあります

●「武蔵境」駅南口より「境92 武蔵境駅南口(境南循環)、境92 吉祥寺駅中央口」行きのバス停「西児童館入口」(「武蔵境」駅より4分程度)下車。

●専用駐車場1台有り。